オンラインカジノの始まりと成り立ち
オンラインカジノが初めて登場したのはいつ頃でしょうか。
オンラインカジノが登場したのは、1994年ごろのことです。
その頃に、オンラインカジノにライセンスを発行するという旨の法律がイギリス連邦加盟国のアンティグア・バークーダで制定されました。
初めてライセンスが発行されたのもこの頃です。
そして、オンラインカジノは、Windowsやインターネットが普及するとともに爆発的に人気となりました。
オンラインカジノが登場すると同時に、今では大手のソフトウェア会社で知られているマイクロゲーミングがオンラインカジノのゲームソフトウェアの開発を始めました。
その後次々とさまざまなソフトウェア会社がオンラインカジノのゲームの開発に乗り出したのです。
1999年には、マルチプレイヤーシステムと言って、大勢で楽しめるシステムが登場し、ジャックポットスロットなども出来上がりました。
そして、ライブディーラーといって、ライブで生中継のカジノが楽しめる仕組みも搭載されました。
オンラインカジノは、今では全世界で約8千万人以上のプレイヤーがいて、熱狂していると言われています。
また、海外では既に日本のパチンコやスロットと同じようにメジャーなギャンブルの一つです。
海外では看板が立ち並んでいたり、テレビのコマーシャルで放映されていることもあります。
オンラインカジノを運営している企業は知名度の高い有名企業が多く、資金力のある企業ばかりです。
このため、ダーツやビリヤード、サッカーなどの有名なスポーツチームのスポンサーをしていたり、有名版権とコラボなどを行っています。
日本人プレイヤーは、オンラインカジノが出来上がった当初は、あまりターゲットにされてしなかったこともあり、英語でのプレイが強いられていました。
しかし、現在では、オンラインカジノでも日本語対応カジノが増えており、日本人プレイヤーが増えてきています。
今後、日本でもカジノ法案が成立したこともあり、オンラインカジノが正式に解禁される日も近いのではないかと考えられています。
オンラインカジノとライセンスの存在
オンラインカジノはライセンスがなければ運営することが出来ません。
従って、オンラインカジノでライセンスを所持していないということは違法のオンラインカジノの可能性が高いので注意をしましょう。
オンラインカジノは国から発行されたライセンスである許可証があって運営されています。
オンラインカジノのライセンスを発行している国は、海外に20箇所以上も存在しています。
それぞれの国によってライセンスの発行基準は異なるものの、非常に厳しい審査が行われており、これをクリアしなければ、ライセンスを取得することはできません。
ライセンスの審査についてですが、運営に必要な企業の資金力があるか・経営能力があるかどうか・ゲームの公平性が確保できるのか・法令遵守を行っているかどうか、そして犯罪者が関与をしていないかなど、さまざまな基準をクリアする必要があります。
審査の期間は半年以上にも上り、問題がないと正式に認められてこそようやくライセンスが発行されるというものです。
さらにライセンスの取得時には高額なライセンス料を支払い、ゲームを運営するに当たってゲーミング税という税金を支払う必要があります。
ライセンスが取得した後にもそれで審査は終わりというわけではなく、定期的に抜き打ちで審査が入ります。
オンラインカジノのライセンスの取得、そしてそれを維持するためには、莫大なコストがかかっています。
よって、オンラインカジノでライセンスを取得しているということは一定の安全性があるということの証明なのです。
オンラインカジノとソフトウェア会社の存在
オンラインカジノにソフトウェアを提供しているのが、マイクロゲーミング社、プレイテック社といったソフトウェア会社の存在です。
こういったソフトウェア会社は完全に運営会社とは別会社であり、ライセンス契約を行っています。
導入されているソフトウェアが大手かどうかでも安全性は異なってきます。
またゲーム性も異なりますので、オンラインカジノ選びの際には、ソフトウェアも一つの基準として確認するようにしましょう。
オンラインカジノと決済会社
オンラインカジノの資金の流れを管理しているのが決済会社となります。
オンラインカジノの運営会社が全ての仕組みを作っているわけではなく、資金の管理を行っているのも別会社です。
これが決済会社「エコペイズ」などの存在です。
これはオンラインカジノ以外でも使用されている、ヨーロッパ諸国では有名な電子決済サービスです。
オンラインカジノで導入されており、入出金のどちらもが簡単にできて、多くのオンラインカジノの入出金を一括管理できます。
こちらの決済サービスを経由して支払いがなされるので、登録をしておくことが望ましいと考えられています。